日本で新しくビジネスを始めたい、会社を作って「経営管理ビザ」を取得したい!という外国人起業家の皆様。夢に向かって進む中で、最初にぶつかる大きな壁が「日本の役所関係の書類集め」ではないでしょうか?
「ホウムキョクって何?」「トウホンってどういう意味?」「自宅の書類も必要なの?」と、頭を抱えてしまう方も少なくありません。
今日は、日本での会社設立と経営管理ビザ取得において非常に重要な「法務局で取得する書類」と、よくある質問である「書類の具体的な取り方や手数料」について、外国人の方にもわかりやすく徹底的に解説します!
「法務局(Houmukyoku)」ってどんなところ?
日本では、会社を作ったり、ビジネスで使う不動産(オフィスやお店)を借りたりする際、「法務局」という国の役所が非常に重要な役割を果たします。
法務局は、日本中の「会社」や「土地・建物(不動産)」の公式なプロフィールを国として管理・記録している場所です。あなたが日本でビジネスを始めるためには、「私の会社は本当に存在しますよ」「この場所で本当にビジネスをしますよ」ということを国に証明しなければなりません。そのための公式な証明書を発行してくれるのが、法務局なのです。
法務局で取得しなければならない2つの重要書類
経営管理ビザの申請に向けて、法務局で取得していただく書類は大きく分けて以下の2種類です。
① 会社の履歴事項全部証明書(登記簿謄本)
提出のルール: 法務局で取得し、原本をご提出いただきます 。
どんな書類?: あなたの会社の「公式な身分証明書」です。
何を証明するの?: 日本の法律に従って、あなたの会社が正式に設立されたことを証明します。会社の名前、オフィスの住所、資本金の額、そして代表取締役(社長)の名前などの基本情報が記載されています。
② 土地及び建物の登記事項証明書(または謄本)
ビジネスを行う場所(オフィス、店舗、倉庫など)を証明するために、賃貸借契約書がない場合などに必要になる書類です。
事務所(オフィス)の場合: 事務所の賃貸借契約書、または土地及び建物の登記事項証明書をご用意ください 。
店舗が必要なビジネスの場合: 店舗の賃貸借契約書、または謄本が必要です 。
倉庫が必要なビジネスの場合: 倉庫の賃貸借契約書、または謄本が必要です 。
何を証明するの?: あなたがビジネスを行う予定のオフィスやお店が「日本のどこに実在し、誰が本当のオーナーなのか」を国が証明するものです。
「自宅の書類」は必要なの?
お客様からよく「自分が住んでいる家の書類も法務局で取る必要がありますか?」と聞かれます。結論から言うと、ご自宅の「賃貸借契約書」や「自宅の登記事項証明書」そのものを提出する必要はありません。
しかし、「ご自身が住んでいる自宅の住所を管轄している市役所や区役所」に行って、取得しなければならない重要な書類があります!ここは法務局(国)ではなく、市区町村の役所(地域)になりますので注意してください。
印鑑証明書: 日本にいらっしゃる申請人様や、ご協力者様は、日本の役所で発行された印鑑証明書をご用意いただく必要があります 。
住民税の課税証明書・納税証明書(※ビザ変更の場合): 別のビザから経営管理ビザへ「変更」する場合は、直近の住民税の課税証明書と納税証明書(過去1〜2年分)が必要です 。
どこで取るの?: これらの税金の証明書は、それぞれの年度の1月1日に住んでいた所の役所で取得できます 。たとえば、1月1日時点で世田谷区に在住していた場合、その年度の証明書は世田谷区役所で取得します 。
どこで?いくらで?いつ取れる?(取得方法・手数料・時間)
では、法務局の書類(登記事項証明書)はどうやって取るのでしょうか?取得方法は大きく分けて「窓口」と「インターネット」の2つがあります。
① 法務局の窓口に直接行く
お近くの法務局に直接行って、その場で発行してもらう一番スタンダードな方法です。
手数料: 1通 600円(窓口で「収入印紙」を買って支払います)
対応時間: 平日の 午前8時30分 ~ 午後5時15分
お休み: 土曜、日曜、祝日、年末年始
メリット: その場ですぐ(10〜15分程度で)書類がもらえます。わからないことがあれば窓口の職員に質問できるため、初めての方には一番安心です。
② インターネット(オンライン)で請求する
「登記ねっと」という国のシステムを使えば、インターネットからでも請求が可能です。
ネット請求ができる時間: 平日の 午前8時30分 ~ 午後9時00分(※17時15分以降は翌営業日扱い。土日祝は利用不可)
手数料と受け取り方法:
郵送で自宅・オフィスに送ってもらう:1通 520円
指定した法務局の窓口に取りに行く:1通 490円
メリット: 窓口に行くよりも手数料が安く済みます。
💡 行政書士からのワンポイントアドバイス!
オンライン請求は安くて便利ですが、最初のアカウント登録が少し複雑で、システムも日本語のみです。「今日すぐに書類が必要!」という場合や、日本のネットシステム操作に不安がある場合は、まずは直接法務局の窓口へ行くことをお勧めします。
日本の役所書類を集める際の【絶対ルール】
最後に、書類を集める際の非常に重要なルールを1つだけお伝えします。これを守らないと、せっかく集めた書類が使えなくなってしまうので注意してください!
有効期限は「3ヶ月以内」: 日本の役所関係書類は発行から3ヶ月以内のものをご用意下さい 。
まとめ:一人で悩まず、専門家に頼りましょう!
いかがでしたでしょうか?「法務局で取る会社やオフィスの書類」と「市役所で取る個人の印鑑や税金の書類」の違いや、取り方のイメージが少しクリアになったのではないかと思います。
日本の手続きは細かく、言葉の壁も相まって非常にストレスがかかるものです。私たち行政書士は、あなたのその負担を減らし、ビジネスのスタートダッシュを成功させるためのパートナーです。
「自分の場合はどの書類が必要なんだろう?」「役所に行ったけど言葉が通じなくて取れなかった…」とお悩みの方は、ぜひ一度(あなたのお名前/事務所名)までご相談ください。あなたの日本での夢の実現を、全力でサポートいたします!
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